あなたの宣伝部長!集客コンサルタント&セールスコピーライター|アニータ江口のブログ

【旧ブログ・はてな補完用】セールスコピーライター・アニータ江口@あなたの宣伝部長のブログ

2016年から書いている当ブログは、現在「公式サイト兼ブログ」《anita-egc.com》の補完用として機能しています。まずは1番上の記事、【初めての方へ】をご覧ください。

野菜直売所のポスターが手書きの方が良いワケとは?

f:id:aiegc:20161210235323j:plain


私の家の近所には
無人販売の野菜直売所がある。

「大根1本100円」
「とれたてのおいしい野菜です」
などと書かれた手書きのポスターがある。


ポスターといっても、
ただのA4サイズの白紙に
お世辞にも綺麗とは
言えない手書きの字で

マジックで書かれ、
無造作に貼られたもの
だ。
しかも、泥までついて風化気味だ。

しかし・・・それで良い。
いや、それが良いのだ。

ポスターは宣伝や告知のためのものだ。
だから、キレイに作りたがる方もいる。
カッコイイ見た目にしたら、
お客様が買ってくれると考える方もいる。

だが、それは残念ながら違う。

確かに、美術館に貼られるような
素晴らしいポスターを貼れば
注目されるだろう。
SNSでも話題になるかもしれない。

しかし、先ほども申し上げたように
ポスターは本来、
宣伝や告知のためのものだ。

注目されても、自社商品を
買ってもらえなければ意味がない。

しかも、JRのような大企業であれば、
直接自社商品の購入を促さなくても、
イメージアップさせるくらいでも良い。

だから「そうだ、京都行こう。」というような
何を売っているのかわからないけれど、
なんとなく素敵なポスターが出回る。
(これをイメージコピーという。気になる方は下記へ。)

aiegc.hatenablog.com

だが、野菜直売所で、素晴らしいデザインだが、
何を売っているのかわからないポスターが
貼られていても何も意味がない。

むしろ、素晴らしいデザインで、
明らかにパソコンのソフトを駆使して作った
ポスターが貼られていたら、あまり買う気がしない。

むしろ、今の状態、

ただのA4サイズくらいの白紙に
お世辞にも綺麗とは言えない手書きの字で
マジックで書かれ、無造作に貼られたものだ。
しかも、泥までついて風化気味だ。

こういうポスターのほうが望ましい。
失礼かもしれないが、絶妙の下手うま加減なのだ。

農家の方が、手書きで書いた感じが良いのだ。
泥付き野菜の良さは、自然な所や手づくり感だ。
そして、作った人の顔を思い浮かべられ、
温かみを感じる所も良い。

だから、そういう野菜を求める人は、
自然な手作り感や人の温かみを求めている。

なのに、もし、
素晴らしいデザインの手作り感が一切ない
洗練されたポスターが貼られていたら
どう思うだろうか?

少なくともその農家さんが作ったとは思わないだろう。
もしかするとデザインが得意な農家さんが
作ったものかもしれないが、それでも惹かれない。
手作り感満載で自然な雰囲気のポスターに惹かれる。

この原理をわかっている自然派や温かみを
売りにしている飲食店、道の駅やスーパーは、
手書きの広告や黒板を用意したり、
農家さんの顔写真や名前を店頭の広告で
載せているくらいなのである。

このように考えると・・・
看板やポスターはもちろん、
広告やホームページなどにおいても、
「かっこいい見た目ならば良い」と
言うわけではないのはお察し頂けると思う。

自分のビジネスは、
お客様(&見込み客)に

どういうことを期待され
求められているのか

見誤ると、大コケするということだ。

もし、無人販売の野菜直売所で
野菜を売る農家さんが、
常にスーツをビシッと着ていて、
洗練された都会らしいイメージであり、
実は日光浴も泥を触るのも嫌いで
常にゴム手袋をはめて農作業をしていて、
特技はパソコンのデザインソフトで
かっこいいポスターを作ることだとしたら
非常に勝手ながらがっかりしてしまう。

できれば、農家さんは、自然や生き物が
大好きで大切にしていてほしいし、
勝手ながらそういうイメージだ。

そうなると、やはり手作り感あふれる
ポスターの方がイメージがわくし、
顔が浮かんでなんだか欲しくなる。

逆に、銀座の高級クラブやバーに、
白紙にマジックで書かれた
手作り感あふれるポスターが
貼られていたら興ざめしてしまうだろう。

つまり・・・
その広告が良いかどうかは、

場所や客層、マーケット、
求められているものによって

判断が変わるということだ。

なので、ただ広告を見て、
良いだの悪いだの決められない。
一体どんなビジネスで、
どういう人をターゲットにしていて、
価格はどのくらいなのか、
どこで販売しているのかなどで
話は変わってくる。

無人販売の野菜直売所と
銀座の高級クラブやバーでは全く違うのだ。

このように・・・
ポスターやチラシ、ホームページなど
広告を作成する際は自分のビジネスを
きちんと把握する必要がある。

なので、私がご依頼いただいて作成する際は
その把握に物凄く時間をかける。
だから、コンサルやマーケティングもするのだ。
もし、立ち位置の把握を間違えていれば
かっこいい広告を作れたとしても大コケして、
売れない上に、作り直しになる。
だから、外してはいけない流れである。

もし、ご自身で作成する場合は
ただ上手い広告を作成するのを目指すだけでなく、
ぜひ立ち位置などを一旦把握することをおすすめしたい。


追伸

もし、ご自身でチラシやポスターなど、
広告を作成し、売上&集客UPされたい方は、
売れる広告の作り方を
お伝えするセミナーを
行うのでぜひお越しください。

      ↓ ↓ ↓

★現在募集中の講座
売上&集客UP!効果的な宣伝方法がわかる!
マーケティング&ライティング講座【特典付】

@新宿周辺1月8日(日)→★★★


「ネーミング・コピー」部門ブログ

ランキングでおかげ様で1位継続中!
ポチッとしていただけたら嬉しいです。
    ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 経営ブログ ネーミング・コピーライティングへ 



ロジカルに『他人からの指摘を整理して、自分が本当に改善したいことを発見するため』のマトリックス図を作ったので紹介する。

良く言えば・・・アドバイス・指摘、
悪く言えば・・・クレーム・批判、

などをされることは、誰しもあると思う。

とはいえ、
あらゆる指摘を受け入れ
全て参考にしようとしたら
精神的に疲弊する。

また、人それぞれ
「Aした方が良いよ!」と言う人もいれば、
「Aしない方が良いよ!」と言う人もいる。

全く正反対のことを言ってくる人がいると
一体どちらの意見を取り入れるべきか
悩んでしまう。

しかも、言ってきた相手が
どちらも同じくらいの信頼関係や
自分への影響力であればあるほど
どちらを採用すべきか悩んでしまうだろう。

さらに言えば、
自分が全く望んでいない方向性の
アドバイスをしてくる人もいる。

良かれとしてくださるので、渋々受け入れてみるが、
違うんだよな・・・と後悔する場合もある。

仕事の場合はまだ「会社の方針かな」とも耐えられるが、
私事であれば「余計なお世話だ」と思うこともあるだろう。

全て受け入れて参考にすると、
精神的にも疲弊し、自分の軸がぶれてしまう。

本来は、
他人に『指摘』された際、
それを受け入れて
参考にするかどうかの

最終判断は自分によるものだ。

取捨選択できる、軸がぶれない自分で
いることが理想とされる。

しかし、私はいつも様々な批判や
アドバイスをされると、精神的に疲弊してしまう。

また、何を取り入れるべきか悩んでしまう。
強く言われて本意ではない事を
渋々取り入れると後悔することもある。
私以外にもこういう人は多そうだ。

このよう問題を整理できないだろうかと
考えてみたところ、良いアイディアが思いついた。
マトリックス図を作ろうと。

マトリックス図とは、
ロジカルシンキングで情報整理する際に
良く使われる図だ。

縦軸と横軸があるもので、
数学などでは見たはずのX軸Y軸の図だ。
なので、誰しも見たことがあると思う。

f:id:aiegc:20161210001701p:plain

2/3 代表的な情報整理「マトリクス」 [ロジカルシンキング] All About
から上記はお借りした。

このもやもやした感情を
マトリックス図で整理して
視覚的に分かりやすくしようというのが狙い。

題して、
『他人からの指摘を整理して、
 自分が本当に改善したいことを
 発見できるマトリックス図』

そこでまず、
横軸は『指摘された数』
縦軸が『自分の変える意欲』
にする。

やけに声がでかい人の指摘は、
記憶に残りやすいが、
他の人からは指摘されていないこともある。
だから数値化した方が客観的に見える。

また、そもそも自分がその指摘を受け入れ、
変えたいと思っているかどうかも重要だ。
取捨選択は自由なのだ。

だから、縦軸に『自分の変える意欲』を入れた。

実際書いてみると下記のようになる。
字が汚くて申し訳ないが、
ざっと書いてみたものがこれだ。

f:id:aiegc:20161210003035j:plain

そして、分類されるところによって、
指摘を採用するべきか冷静に判断できる。

例えば、プレゼンをした際に、
アンケートをもらったとする。

大多数の人に「早口を直すべき」と書かれ、
自分も「早口直したい」と思えば、
右上のマス目に入る。ここを最優先するのが良いだろう。

また「本名を名乗るべきだ」と大多数に書かれたが
自分は全く「本名を名乗る」意欲がない場合は、
右下のマス目に入る。ここは要検討だ。
客観的な意見として判断するべきだ。

このように、指摘されたことを分類していけば、
いちいち他人のアドバイスや批判に
惑わされることはない。

自分軸はぶれないままで、判断できる。
なので、このようにロジカルに判断することを
おすすめしたい。


追伸
なぜこのようなことを思いついたかというと、
現在、絶対達成で有名な横山信弘さんが講師であり、
ロジカル思考を身につけるための塾、
『ロジかわ養成講座』に通っているからだ。

ロジカル思考は、仕事だけで使うものではない。
普段でも使うようにしていくと、
余計な争いごとや
悩み事が消えていく。
私もまだ練習している段階だが、
ぜひオススメしたい。

 

★現在募集中の講座
売上&集客UP!効果的な宣伝方法がわかる!
マーケティング&ライティング講座【特典付】

@新宿周辺1月8日(日)→★★★


「ネーミング・コピー」部門ブログ

ランキングでおかげ様で1位継続中!
ポチッとしていただけたら嬉しいです。
    ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 経営ブログ ネーミング・コピーライティングへ 

 

なぜ宣伝文は、小学生でもわかる言葉で書く必要があるのか?

f:id:aiegc:20161209125310j:plain

どの業界にも専門用語がある。
多分考えればわかることもあるが・・・

広告や宣伝においては
「意味わかんない・・・」と
思われた時点で
読まれなくなる。

例えば、セールスコピー。
聞き慣れている人は何てことないが
聞き慣れない人は一瞬戸惑う。

考えて分解してみれば・・・

・セールス=販売・売る
・コピー=キャッチコピーの「コピー」なので
     宣伝文・広告分

なので、
「ああ、なにか広告の文章ね」と
なると思う。

だが、そこまで考えて分解して読んでくれる人は
どのくらいいるかということが問題だ。

読者の方をどういう人に定めるかによって
専門用語をどこまで使うか変わってくる。

「セールスコピー」は分解すればおそらく
わかるので専門用語ほどでもないが、
さほど馴染みはないだろう。

広告やライティングの本を読むと
「小学生にもわかるような
 文章で書くことが理想的だ」とある。

確かに、広告においてが簡単にしておいて問題はない。
馬鹿にされていると思う人はさほどいないだろう。

少しでも意味がわからないことがあれば、
無関係もしくは難しそうと思われてゴミ箱行きだ。
広告を広告だとわかっていて、率先して自ら読む人は
あまりいないだろう。昨今特に広告は嫌われがちだ。

だからこそ、ほんの少しでも興味を持ってもらう
必要があるし、つかみの一瞬が何よりも大事で、
そして、失敗すると一瞬で捨てられる。
だからこそ、キャッチコピーが大事になる。

様々な広告やチラシ、ページ、ニュースなど
なぜか惹かれて見てしまうものや、
一瞬にして見るのを止めるものがある。

どう違うのかを考えていると・・・
いかに自分に関係あり、
自分に得がありそうで、
すんなり頭に入ってくるかが
重要なのだと感じる。

自分が書く上でも気をつけていきたい。



*****

★現在募集中の講座
売上&集客UP!効果的な宣伝方法がわかる!
マーケティング&ライティング講座【特典付】

@新宿周辺1月8日(日)→★★★ 


「ネーミング・コピー」部門ブログ

ランキングでおかげ様で1位継続中!
ポチッとしていただけたら嬉しいです。
    ↓  ↓  ↓
にほんブログ村 経営ブログ ネーミング・コピーライティングへ 



aiegc.hatenablog.com

ブログランキング参加中! にほんブログ村 経営ブログ ネーミング・コピーライティングへ
にほんブログ村 経営ブログ 広告・マーケティングへ
にほんブログ村 経営ブログ マインドセットへ