あなたの宣伝部長!集客コンサルタント&セールスコピーライター|アニータ江口のブログ

【旧ブログ・はてな補完用】セールスコピーライター・アニータ江口@あなたの宣伝部長のブログ

2016年から書いている当ブログは、現在「公式サイト兼ブログ」《anita-egc.com》の補完用として機能しています。まずは1番上の記事、【初めての方へ】をご覧ください。

意味不明な『肩書き』『職種名』は損であり、誰も検索なんてしてくれない。(はてな版)

肩書きのない名刺 (中公文庫)

 

 

  

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「検索すればわかる」と言う人がいる。

確かに、その気持ちはよくわかる。
私もよく「ググレカス」と思うことがあるからだ。

検索すれば一発でわかることを
調べずに聞く人はどうかしている。

今の環境は昔と違い、パソコンも携帯もあり、
ネットさえ繋がっていれば、すぐに調べられる環境だ。

辞書や辞典で調べろと言っているわけでもないので
ネットを使える人であれば、自分でまず調べて欲しい。

だが、例外もある。
宣伝・広告における話だ。

宣伝・広告内の
意味不明な
肩書き・職種名・社名・

専門用語などは大概、
検索してもらえないのだ。


たまに、見たことも聞いたこともない
肩書きを名乗りたがる人がいる。

集客コンサルを頼まれた時に、
そのような肩書きに遭遇すると、
「一般人には馴染みがないと思いますし、
 あなたのターゲットでさえ理解できないから、
 その肩書きはやめた方がいいですよ」と伝える。

しかし「検索すればすぐわかります!」とか
「知っている人は知っています!」言う人がいる。

「検索しよう」「調べよう」
「誰かに聞こう」
と思う時は、
あくまでその言葉を
「知りたい」と思った時だ。


ましてや大して興味のない
宣伝・広告内の言葉なんて

わざわざ調べるわけがない。

「調べたい」と思うほどの

興味・関心・価値を感じなければ
「わからないし、私には関係ない」
でおしまいだ。


もし、ターゲットを専門家に絞っているのならば
一般人は馴染みのない肩書きでも、
専門家はわかるものなのであれば問題ない。

専門業者向けの宣伝・広告ならば
専門用語を多用しても問題ないのと同じだ。

しかし、一般人向けの宣伝・広告ならば
一般人がわかるようにしなければならない。
意味が分からなければ、一般人は購入しないはず。
よほど興味がなければ、わざわざ調べないのだ。

同様に、一般人をお客様としたいのに、
一般人に理解されない肩書きを名乗って
意味があるとでも思っているのだろうか。

意味不明な
肩書き・職種名・社名を

名乗られたところで
わざわざ調べない。

もし、対面で名刺交換した場合は、
「どのようなお仕事なんですか?」と
聞いてくれることもあるだろう。

しかし、その時間は無駄な時間だ。
もしかすると、より詳細な話が
できたかもしれない時間なのに、
相手の頭の中には「何この肩書き!?」と
クエッションマークでいっぱいなのだ。

対面の場合でも失敗だが、まだマシだ。
補足も説明も口頭でできるからである。

しかし、
名乗るシーンが
対面ではない
ネット・紙面・広告・名刺
などであれば
特にまずい。

「検索すればわかりますよ」
「知っている人は知っています」
などと言う人がいる。

しかし、
あなたの意味不明な
肩書き・職種名・社名は
「調べる価値はあるのか?」
と言う話だ。


社名や屋号ならば多少意味不明でも
仕方がないかもしれない。
オススメはしないが、
それを全面に出さないのであれば
まだ良いだろう。

だが、
肩書き・職種名に関しては
「知らない」と思われた時点で
その後はないだろう。

その所属する会社やら協会の縛りで
その名称を名乗らなければ
ならないなど言う縛りもあるのかもしれない。

その場合は、それを補足するべき
キャッチコピーだの、画像だのを
入れる必要がある。

「どんな仕事を
 している人なのか」

伝わらなければ、
仕事には絶対繋がらない。


あなたの名刺やブログ、
ホームページなどを見た人が、
「この人、こんな仕事しているのか!
 まさに困っていたから頼みたいなー」と思うのは、
あなたがどういう仕事をしている人なのか
伝わったからこそ成り立つわけだ。

例えば、
ハイパーメディアクリエイター
と聞いて、どのくらいの人が
一発でわかるのだろうか?

確かになんとなく
「ハイパーだから何かすごい人で、
 メディアだからテレビとかネット?
 で、クリエイターだから作る人?」
くらいには想像はできる。
しかし、全く具体的ではない。

具体的にイメージできない
肩書き・職種名ではないと
「何をしてくれる人」なのか
わからないので仕事を頼めない。

私自身も、集客コンサルタント
セールスコピーライターと名乗っている。

何となく集客に詳しいコンサルタントで、
セールスのためのコピーライターだろうと
想像できるかもしれない。

しかし、セールスコピーライターと聞いて
ピンとこない人も多い。

コピーライターは知っている人が多いので
まだわかると思うのだが、
セールス、つまり売るためのコピーを
書く人とはピンとこないかもしれない。

(「そうだ、京都行こう。」などは、
売るための『セールスコピー』ではなく、
印象を良くする『イメージコピー』だ。)

なので、私はキャッチコピー&屋号で
『あなたの宣伝部長』と名乗っている。

「私の代わりに、宣伝してくれる人なんだ」
とはわかってもらえると思う。

実際に、コンサルティングするだけとか、
セールスコピーや文章を書かずに
宣伝することもあるので、総じて宣伝部長だ。
(イベントの呼び込み方のアドバイス
 集客できる画像・写真の撮り方アドバイス
 テレアポのアドバイススクリプト作成
 などもすることもある。)

そのため、
相手に通じなさそうな
肩書き・職種名は
やめた方が良いし、

やむを得ない場合は
キャッチコピーなどの
補足が必要なのである。

もし肩書きで迷ったら、英語や
英語由来のカタカナではなく、
漢字などにした方が賢明だ。

肩書きや職種名は
英語・カタカナよりも
日本語・漢字の方が
一瞬で理解されやすい。


確かに、英語・カタカナでなければ
通じないものもある。
しかし、もし可能であれば、
日本語・漢字の方が通じるだろう。

「NYでは流行っているの♡
最先端よ!知らないの?」
とドヤ顔で語り、日本人に
馴染みのない肩書きを名乗っても

残念ながらここは日本だ。
いいかげん目を覚ませ。


もし、日本の一般人は相手にせず、
ニューヨークの人だけを相手にするとか、
意味不明なな肩書きを知っている人だけを
相手にすると決めているのならば
それはよかろう。ある意味振り分けだ。

もし、お客様を増やしたいとは思っておらず、
かなり限られた人だけをお客様とするならば
専門業者宛の広告で、専門用語を使うのと
同じなので、理解はできる。

しかし、
日本で仕事して、
一般的な日本人を相手にし、
商売するからには
「かっこいいから」とか
そんな理由で意味不明な
肩書きや職種名を
名乗るべきではない。


ちなみにそのNYを語っていた人の話は
実際の話なのだが、
よく「◯◯とは?」と検索されていた。
結局、伝わっていないのだ。

まだ検索してくれる人は親切だ。
一般的にはスルーしかない。
そして記憶にも残らない。

「何それ?」と思われるような
肩書き・職種名を名乗るのは
『損』で『ハンデ』なのである。

これといった事情もないのに
「最先端でかっこいいから♡」と
自己満で意味不明な肩書き・職種名を
名乗るのは、自分の首を締めるだけだ。
そんな謎の自己満や見栄は捨てた方が良い。

もし「この肩書き通じるかな?」などと
心配になったら、周りに人に聞いてみよう。
特に、あなたの商品ターゲットに近い人に。
それによって、考えるのが1番良いだろう。
 


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長くてバカ丁寧な『あいさつ文』は、広告においてデメリットしかない。

時候ではじまる手紙・メール―文例600!


まず、下記の一文を見ていただきたい


「天高く馬肥ゆる秋、
 皆さまにおかれましては、

 ますますご健勝のことと
 お喜び申し上げます。」


これを読んで
どのように感じただろうか?


この時候や安否などの
『あいさつ文』に感動して
私のことを好きになるだろうか?

この一文に心を打たれて感激し、
涙を流し続けるだろうか?

きっとそのようなことはないだろう。

少なくとも、
この『あいさつ文』だけ読んで

どうこうなる人はいないと思う。

良い印象を受けたとしても
現実的に考えられるのは、

「礼儀正しい人なんだな」

「伝統を大事にする人なのね」

「きちんとされているわね」

くらいだろう。

まどろっこしい
『あいさつ文』を読んでも

心を大きく突き動かされる
ことはないだろう。


万が一考えられるとしたら、
受取主は、伝統を重んじるご老人で、
送り主は、一見ヤンキーに思われがちな
若者だった場合などだろう。

ギャップによるインパクトがあるので、
心を動かせるかもしれない。

しかしそれ以外では、心を大きく
突き動かされる人は滅多にいないだろう。

それに私はヤンキーではない。
見た目もヤンキーのようではないので
心を動かせるようなインパクトはないはずだ。


*****


まどろっこしい
『あいさつ文』は
テンプレート文の
ようなものだ。

とりあえず、マナーとしてメールに
「いつもお世話になっています」と
書くのと同じくらい、義務的に
とりあえず書いている可能性が高い。

「いつもお世話になっています」と
書いてあっても、感動もしないはず。

テンプレ的な
『あいさつ』をされても
印象に残らないし、
記憶にも残らないのだ。

とはいえ、手紙やメールの
伝統的なルールならば仕方があるまい。
風流とも言える文化でもある。

特に意味はないとはいえ、
これがあるかないかで
受取主が怒り狂うのであれば
とりあえず入れておいた方が賢明だろう。


****


それでは、
広告・宣伝では
長くてバカ丁寧な
『あいさつ文』は
必要なのだろうか?

例えば、メルマガの場合。


とある会社から、メルマガが届いたとする。
件名は『ご案内』。何かのご案内なのだろう。

しかし、スクロールしてもスクロールしても
本題まで行きつかない。

ずっと書かれているのは
ご丁寧なごあいさつ文。

やっと、30行目に本題になったとしよう。
しかし、そこまで誰が読むのだろうか?

きっと長々とバカ丁寧な
『あいさつ文』を見たら
「いらないメルマガだ」と
判断し、ゴミ箱行きだ。


確かに読者は
「丁寧な社長だな」とか
「きちんとした会社だな」とは
感じるかもしれない。

しかし、長くてバカ丁寧な
『あいさつ文』を読んだところで、
「商品を買おう」とは全く思わないのだ。

メルマガならなおさら。
読者は、長くてバカ丁寧な
『あいさつ文』を読みたくて
読者になったわけではない。

チラシやLP、DMなどの広告ならば
「何かお得な情報ないかな?」
「私にとってメリットある話はないかな?」

ホームページや会社パンフレットならば
「何している会社かな?」
「私にとってメリットある話はないかな?」

メルマガやコラムならば
「ためになる話はないかな?」
「私にとってメリットある話はないかな?」

という思いで読んでいると思う。

人は、自分にとって
メリットがある話しか
聞きたくないし読みたくない。

にもかかわらず、
いつになっても本題についても、
メリットについても書かず、
だらだらとあいさつをされたところで
何も嬉しくない。

それが仮に、とても美しい日本語を使った
丁寧な時候のあいさつだったとしてもだ。

宣伝・広告は、目上に人に出す
改まった格式ある手紙とは違う。

他人の長くてバカ丁寧な
『あいさつ』は
得にもならず、

役にも立たないことだ。

『校長先生の話』を思い出せばわかるだろう。
本題が為になる良い話だとしても、
本題に入るまでがとにかく長い。
だからこそ、誰もまともに聞かなくなる。

実生活においては、気分が良くなったり
あいさつされて元気が出ることはある。

しかし少なくとも、
広告・宣伝においては
『あいさつ』
されたところで

元気も出ないし、
気分も良くならない。


あってもなくても良い、
どうでも良いことだ。

むしろ、広告・宣伝に
長くてバカ丁寧な『あいさつ文』が
出だし・冒頭に書かれているならば
「早く本題言えよ」と不快になるだろう。

だから、
読み手や聞き手は、
自分にメリットがない

他人の『あいさつ』に
全く興味がない。

だから、人は丁寧に長々と
あいさつされたところで
興味がないので、見聞きしない。

つまり、
広告・宣伝において
冒頭で長々と
『あいさつ文』を書くと

商品は絶対に売れない。

メルマガの冒頭文のあいさつなんて
最低限のもので良いのだ。

「こんにちは。〇〇です。
 いつもお読みくださいまして、
 誠にありがとうございます。」

くらいで問題ない。

むしろ、
バカ丁寧に
『あいさつ文』を

書けば書くほど
嫌がられるのがオチだ。


メルマガの1行目から
長くてバカ丁寧な
『あいさつ文』を
書いていたら、

「読み価値なし」と
思われて解除される。


*****


たとえ、メール本文の最後尾の方に、

『メルマガ読者の方限定で
1,000円引きクーポンプレゼント』

と書いていたとしても、
そこまで行き着かない。
あいさつの段階で読むのをやめる。

せっかく
お得な情報を書いても、

気づかれず
読まれなければ

意味がない。

誰もが食いつくような
「半額セール案内」でも

・件名『ご案内』
・本文冒頭:超長文の『あいさつ』
・本文最後尾:『半額セール!』

だとしたら、最後まで読まれず、
半額セールというお得情報、
本題に気づかれない。
=商品は売れないのだ。

確かに、改まった手紙などでは
長々とした格式あるあいさつ文も
必要な時もあるだろう。

しかし、広告・宣伝においては
長々としたあいさつ文を書くのは
デメリットしかない。

ましてや、メールの出だし、
ホームページのトップページ一面、
LPのキャッチコピー下など、
冒頭の1番目立つところで
『あいさつ文』を書いたらアウトだ。

広告・宣伝は、
冒頭・出だしが命なのだ。


ホームページを見に行ったら、
トップページの冒頭から最下部まで
社長のご丁寧なあいさつ文が
書かれているとしよう。

それを見てどう思うだろうか。

おそらく
「なんて素敵な社長!」と
思う人は数人で、

「え、なんの会社?!」

「社長のあいさつなんていらないから
 何が得なのか教えてよ!!」

と思うはずだろう。

読まれるかどうかを左右する
決め手は、冒頭・出だし。


キャッチコピーやタイトル次第で
売上が変わるのはそういうことだ。


*****


紙の広告ではない
『Web系ページ』は特に

冒頭・出だしが重要だ。

Webページは
スクロール必須。
目に飛び込んでくる情報は
冒頭・出だしのみだ。

出だしだけで
「読む価値なし」と
判断されれば最後まで
スクロールされずに
即離脱されてしまう。

チラシなどにおいても、
長々とあいさつを書くのはよろしくない。
しかし、まだチラシなどの紙ならば
人それぞれ目線をずらす。

しかし、
Webページの場合は、
誰もが必ず『上』から読む
=『出だし』が命なのだ。

だからこそ、
大事な上部の冒頭・出だしに
どうでも良い『あいさつ文』を
長々とバカ丁寧に書いていたら
勿体無いのである。


*****

メルマガや広告、ホームページにおいても
「初見の方もいらっしゃるので、
 まずはあいさつからするべきだ」
とおっしゃる方もいるかもしれない。

「丁寧なあいさつをしなければ、
 信用・信頼を失ってしまう」
とも心配される方もいるだろう。

だが、問題ない。

長くてバカ丁寧な
『あいさつ文』なんて
求められていない。


例え書いてあったとしても
読まれていないのだ。


読まれないのだから、
書いたところで効果もない。
一生懸命書いても無駄なのだ。
だから、なくても問題ないのである。

また、冒頭のあいさつを省いたところで
「失礼だ!」とクレームを入れる人もいない。

大丈夫。省いたところで
気づかれていないから。

メルマガならば最低限の挨拶、
「こんにちは、〇〇です」で問題ないだろう。

もし、ホームページやランディングページに
『あいさつ文』を入れたいのであれば
目立つところは控えるべきだ。

入れたいのであれば、
ホームページならばトップページ以外、
ランディングページならば冒頭以外にしよう。

広告・宣伝の
出だしや冒頭には、
お客様にとって“得なこと”、
“興味を持ちそうなこと”を
書くのが正解だ。

半額セールだとか、
お試しセット無料だとか
お客様にメリットがあることだ。

“最後まで読みたくなる”
広告・宣伝にすれば
あなたの商品は売れるはず。

最初から、あっても意味がない
長くてバカ丁寧なあいさつ文で
つまづかせてしまったら元も子もない。

少なくとも、社長の
『あいさつ文』目当てで

ホームページを
見に来る人はいない。


そんなのはアパホテルくらいだ。
社長=広告塔orアイドルor興味の対象ではない限りは、
社長のあいさつは興味を持たれない。

メルマガや広告だってそうだ。
あいさつを読みたくて
登録したわけでも
わざわざクリックして
見始めたたわけでもない。


「今ならお値段そのまま!
 セットでもう1本おつけします!」
というバナー広告をクリックしたのに、

リンク先のランディングページでは
そんなお得な情報は書いておらず、
長くてバカ丁寧な『あいさつ文』で
埋め尽くされていたらがっかりするはずだ。

興味があって自分にとって
メリットがある話しか

聞きたくない・見たくない・
読みたくないのである。


そして、
少しでも早く自分にとって
メリットがある話・
特になる話だけが知りたい。

だからこそ、
冒頭・出だしで書く
長くてバカ丁寧な
『あいさつ文』は

デメリットにしかならない。

せめて広告の特等席くらいは
お客様が『欲しているもの』に
譲って差し上げよう。

 


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告知文で「私と直接会える♡お茶会を開催!」と書く人は何様なのだろうか?

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「私と直接会える♡
 お茶会を開催します!」


というような告知風なことを
ブログやFacebookなどに書く人がいる。

こういうものを見ると、

「この人は一体、
 芸能人か著名人か

 地下アイドルか
 何かの教祖なのか?」


と思ってしまう。

有名な芸能人や著名人などであれば、
特に理由もなく「会いたいから来ました」と
いうような参加者も多いだろう。

しかし、そこまでの人気や知名度がある人は
芸能人や著名人であってもなかなかいない。

「直接会える」という謳い文句であれば、
その人に会うことで何が得られるのか
理解した人のみ、その人に会いに行くのだ。

例えば、歌手であれば歌や生演奏、
映画監督であれば新作の映画の話、
お笑い芸人ならば何か面白い話、
アイドルならば写真撮影や握手、
天気予報士であれば天災の話などを
聞けるかもしれないと想像できる。

確かに「直接会える」としか
書いていない告知なのであれば
何を得られるのかはわからない。

しかし、有名人かつ肩書きも明確な人であれば
直接会うメリットは大体は想像つくだろう。

少なくともその人が好きな人であれば
とりあえず会えればそれだけでも満足する人も
たくさんいるはずだ。

しかし、有名人でもない人が
「私と直接会える♡お茶会を開催します!」
といったところで誰が行きたいと思うのだろう。

その人のことを知らない人からしたら
誰だかわからないので、
何してくれる人かわからないし、
直接会うメリットを感じないので
直接会いたいなんて思わないだろう。

綺麗なお姉さんや可愛い女の子が
「私と直接会えるお茶会開くよ♡」といえば
下心丸出しの見知らぬ男性が食いつくかも
しれないが、おそらく告知主の思惑とは
異なる層が集まることだろう。

基本的には
「いや、わざわざあなたに直接
 会いたいとは思わないのですが・・・」
といった反応が大半になると思う。

その会場に行くまでに交通費も時間も
かかる上に、参加費もかかるのだとしたら、
ただ直接会うだけのために
参加する人なんていないと思われる。

直接会うメリットが
全く感じられないのだ。

もし、その人が「自分は何者なのか」、
どんなスキルや知識があるのかなど
明確にしているのならばまだマシだ。

だが、それだけでは足りない。

直接会うことでその人に、
相談し放題だとか、質問し放題だとか、
有料級の話が聞けるだとか、
予約が取りにくいお店に一緒に行けるとか、
最新のノウハウをシェアしてもらえるとか、

メリットがなければ
絶対に人は動かない。

上記に挙げたように『直接相談し放題』だとか
具体的なことを書いていればメリットはわかる。
この場合は、『直接会う』が事実、
『直接相談し放題』がメリットだ。

しかし、
『直接会える』と
いう事実だけでは

会って何が得られるのか
わからないのだ。


もしその人にはコアなファンがいて、
「参加してほしい」と思っているターゲットが、
自分のコアなファンであり、声をかければ
すぐ集まってくれる人に向けた告知ならば、
「私と直接会える♡お茶会を開催します!」
でも問題ないだろう。

ただし、一般的に
『直接会える』ということは

メリットにはならない。ただの事実だ。

「直接会ったら“どうなるのか”」が
知りたいのであり、そこがメリットだ。


だが、新規の方に参加してほしい、
関係が薄い読者の方に来てほしいなどと
考えているのであればアウトだ。

たとえ、ブログやメルマガ、Facebookなどで
毎日自分が何者で、何ができるのか
発信していたとしても読まれているとは限らない。

人は他人のブログもSNS
メルマガも登録者でさえ
さほど読んでいない。

なので、
「私は毎日発信しているから
 きっとフォロワーは見てくれていて
 『直接私に会える』と聞けば
 みんな参加してくれるはずだわ」
なんて幻想に囚われていたら
大変なことになる。

自分のスキルや魅力は
他人に
伝わっていないものだ。

だからこそ、すでに知っている人からしたら
しつこいと思われるかもしれないが、

告知では、
自分が何者で、何ができて、
参加者のメリットは何か
を明確に伝える必要がある。

広告もしかり。
自分が申し込む・購入する
メリットを感じなければ

人は申し込まないし、
告知も広告も読まない。

告知や広告を見てもただタイトルに
「私と直接会える♡お茶会を開催します!」
としか書いていなければ、
告知や広告の目立たない下の方に
参加者や購入者のメリットが書いていても
きっと読んでもらえないだろう。

もしかすると
「私に会うことこそがメリットなのよ」
だとか勘違いする人がいるかもしれないが
そういう人は頭を冷やしていただきたい。

あくまで自分がイメージする
参加者&購入者のメリットではなく、
顧客目線に立った
メリットを考えるのだ。


だからこそ、
告知文や広告を書くときは
参加や購入する
顧客目線の“メリット”を

必ず入れることを
強くオススメする。
 
もし、メリットがわからないのだとしたら
購入者様の感想や意見を参考にしたり、
「これに参加するとどうなれるのか?」
「これを買ったらどうなれるのか?」と
自分に問いかけると気付けるだろう。


追伸
アリスのティーパーティーの場面は、
原作では『気違いのお茶会』という章に
書かれているらしい。
マッド・ハッター(いかれ帽子屋)の
登場シーンでもある。

気違いのお茶会 - Wikipedia


なお、ディズニーランドにある乗り物の
正式名称はマッド・ティー・パーティー。
自分をアリスポジションだと勘違いして
お茶会を開く人は大分マッドなので
このティーカップがお似合いだ。

マッド・ティーパーティー - Wikipedia

 


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