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文章は『上手さ』よりも『読んでもらえる』ことが大事

ライターという仕事柄、
文章の書き方について聞かれることがある。
「どうやったら上手くかけますか?」と。

正直、『上手さ』は二の次だ。

『上手さ』よりも
大事なのは、

『読んでもらえる』
ことである。



*****


そもそも『文章が上手い』という
表現は曖昧だ。好みの可能性もある。

それに、読んでもらえない限り、
上手さなんて判断できない。

だから、まずは
『読んでもらえる』
文章を書くこと。

それが、スタートラインだ。

文章を書くのに慣れていない人は、
まずは『読んでもらえる』文章を
書くことをおすすめする。


*****


では、『読んでもらえる』文章を書くには
どうすれば良いのか?

一番簡単な方法は、
一文を短くすることだ。

短くすれば、
わかりやすくなる。


わかりやすい文章は、
読み手に負担をかけない。

すると結果的に、
読み手は最後まで
読んでくれるのだ。


では、例を見て欲しい。


======================

(A)
明日、私はCちゃんと会う予定だが、
まだ大阪から東京への新幹線の切符を
買えていないために心配している。


(B)
明日、私はCちゃんに会う予定だ。
Cちゃんは、大阪から東京へ来てくれるという。
しかし、Cちゃんはまだ新幹線の切符を買えていない。
Cちゃんに本当に会えるのか、私はとても心配している。

======================


(A)は、1つの文で繋げている。
(B)は、4つの文に分けている。

より、わかりやすいのはどちらか?
答えは、(B)だ。



*****


(A)も、一見おかしくない。
しかし、様々な解釈ができてしまうのだ。

(A)
明日、私はCちゃんと会う予定だが、
まだ大阪から東京への新幹線の切符を
買えていないために心配している。

上記を読むと、
主語と述語がめちゃくちゃで、

・切符を買えていない人物は、
 私なのかCちゃんなのか不明

・私とCちゃん、どちらが
 東京にいて大阪にいるのか不明

・誰が何に心配しているのか不明

という不明なことばかりなのだ。

人は、読んでいるうちに
「なにこれ?」と思うと、
読むのをやめてしまう。

試験問題ならば嫌でも読むかもしれないが、
これといって必要なければ、読まないだろう。

ましてや、ブログや広告など、
読まなくても困らないものであれば
絶対に読まない。

「なにこれ?意味わかんないんだけど」
でシャットダウンだ。

一方の(B)

明日、私はCちゃんに会う予定だ。
Cちゃんは、大阪から東京へ来てくれるという。
しかし、Cちゃんはまだ新幹線の切符を買えていない。
Cちゃんに本当に会えるのか、私はとても心配している。

少しまどろっこしいが、
これといって不明点はないはずだ。

文をそれぞれ分けることによって、

・私は〜だ。
・Cちゃんは〜する。

と言った具合に
主語と述語を明確にしたのだ。

文章を長くすればするほど
主語と述語が遠くなる。
すると、意味が
わかりづらくなる。


「私は〜で〜で〜だったから、
Cちゃんは〜って言って
私は〜するようにしたの。」

というような長い文章では
主語と述語が遠くなるのだ。

だが、一文を短くするだけで、
主語と述語は近くなる。
すると、必然的にわかりやすくなる。

わかりやすくなると、
読んでもらえるようになる。

だからこそ、
一文を短くすることが、
『読んでもらえる』文章の一歩なのだ。


*****


一文を短くすること、
これがポイントになるわけだが、

とはいえ、
具体的にどうしたら
良いかわからないかもしれない。

ルールとしては、

・主語と述語は1つずつ
・修飾語や形容詞を
 多用しない

・1文は30字〜40字
 程度におさめること


この辺りを守れば、
大概読みやすい文章になる。

どうしたら良いか分からない方は
ぜひ試していただきたい。

慣れてきたら応用として
少し崩していっても良いだろう。

ちなみに、なぜ30字〜40字程度が
良いのかというと、Yahooニュースタイトルの
文字数がそのくらいだからだと聞く。

どうやらYahoo内で読まれやすい文字数を
研究した結果、あの長さになったらしい。


*****


こんなことを書いている私だが、
本当は一文が果てしなく長い
まどろっこしい書き方が好きだ。

だが、そのような書き方は、
小説などの創作物向きだ。

そして、ハイリスクなので
あまりおすすめしない。


*****


それに、広告文においては
さほど『文章の上手さ』は
求められない。


創作物でもないのでセンスは必要ないのだ。
(ルミネなどの詩的なイメージコピーは
 芸術的センスも必要になってくるが。)

むしろ、いかに
『読んでもらえる』か、そして
『行動してもらえるか』が大事
なのだ。


だからこそ、
広告文においても、
『読んでもらえる』文章を
書くことが求められる。

『読んでもらえる』文章を
書く方法は多数あるが、
一番簡単なのは、
一文を短くすること。


ぜひお試しいただけると嬉しい。


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「お疲れ様」ではない「お楽しみ様」や「お元気様」とは一体何なのか?

kodomo no kao ミニスタンプ浸透印お疲れ様です猫(インク:ブルー)(0542-075)



※下記の方が読みやすいのでどうぞ。
     ↓ ↓ ↓

anita-egc.com




たまに「お疲れ様」のことを
「お楽しみ様」だとか
「お元気様」と言う人がいる。

今まで現実世界でお会いしたことは
なかったのだが、Facebookなどの
インターネット内では何度も見かけた。

特にその発言者の方が嫌なわけでもないのだが
なぜだか物凄くぞわぞわするのだ。


*****


話を聞いたり、調べたところ、
どうやら前向きな気分でいるために、
ネガティブ表現をしないように、
ポジティブ表現に置き換えているのだという。

つまり、『お疲れ様』の中の
『疲れ』は
ネガティブ表現なので

『楽しみ』だとか『元気』だとかの
ポジティブ表現に
変えている
というわけだ。


*****


確かにネガティブ表現よりも、
ポジティブ表現の方が
良いという話はよく聞く。

例えば「走らないで」よりも
「ゆっくり歩こうね」と
言う方が子供が守るとか、

「失敗しないように!」と言っていると
『失敗』に気持ちが持っていかれてしまうので
「成功するように!」と言う方が
良いというような内容だ。


*****


とはいえ・・・
「お疲れ様」の場合は、
正直、ややこしくないか?
それに物凄く違和感がある。

いちいち、頭の中で置き換えるたびに
脳裏には『お疲れ様』がかすめる。
そうであれば、本末転倒だ。

『お疲れ様』を
言ってはいけない
考えるからこそ、

『お疲れ様』を
考えてしまう。

本当に意味があるのだろうか。
面倒で苦しくないのだろうか。

「お疲れ様」という言葉は
もはや「こんにちは」レベルの挨拶だ。
正直、何も考えずに言うことが多い。

確かに『言霊』という言葉があるように、
言ったことは残り、その言葉通りに
なってしまうともいう。だからこそ
言葉には気をつけろというのもわかる。

しかし、「お楽しみ様」だとか
「お元気様」と言い換えたところで
何か良いことがあるのだろうか。

言っている本人は良いかもしれないが
言われた側は「え?何?お疲れ様のこと?
あ、『疲れ』と言いたくないから?」と
今まで何も気にしていなかった『疲れ』に
着目してしまい、疲れてしまう。
言われた方はたまったもんじゃない。

とはいえ、言っている方も悪気はない。
ポジティブ表現が良いと思っているから
使っているだけだ。ポジティブな思考を
ただ広めようとしているだけなのである。


*****


ある意味、
これは宗教のようだなとも感じた。
良いものだと信じていることがあり、
広まったらさらに良い世界になると思うのだ。
布教するかどうかはその人の信心深さによるが。

そして、他に感じたことは、
「外国語みたいな
ものなんだろうな」
ということだ。

もし「お疲れ様です」と
いう言葉が
元々日本には
存在しなかった場合、

誰もが「お楽しみ様」だとか
「お元気様」だとか言っていたはずで
違和感はなかったはずだ。


*****


実際に、この「お楽しみ様」という挨拶は
『成功の9ステップ』などを発信しており、
自己啓発業界の超有名人である
ジェームス・スキナー氏が推奨している表現らしい。

だから、ジェームス・スキナー氏の熱狂的なファンは
真似することが多いのである。
(私はアンチではないが熱狂的な信者が苦手だ)

つまり、ある意味ではジェームス・スキナー国家の
公用語なのだ。そこの国の人はそれが当たり前の
挨拶であり、違和感などないのだ。
そこの国の中の挨拶では常に「お楽しみ様」。

しかし、つい外の世界に出てきた時にも
「お楽しみ様」と言うと言語が通じない。
まるでスワヒリ語
「こんにちは」という
意味の「ジャンボ!」と
挨拶した時のような
反応が返ってくるのである。

そんな風に考えていると、気になるのは、
ジェームス・スキナー氏が外国人だという点。
日本語表現について、どこまで落とし込めて
いるのかは不明だ。


*****


では、実際に
「お疲れ様」「お楽しみ様」「お元気様」が
どのように訳されるのかグーグル先生に聞いてみた。

f:id:aiegc:20170210175957p:plain

まずは「お疲れ様」
「Thank you」ならば良い印象だ。
「ありがとう」という感謝であり、
いわゆるポジティブ表現である。
文句はないだろう。


f:id:aiegc:20170210175911p:plain
次に、「お楽しみ様」
こんなに考え抜いて置き換えたのに
「Hi」だけだ。所詮「やあ!」なのだ。

f:id:aiegc:20170210175923p:plain
そして、最後に「お元気様」
「Dear Mr.Genki」なので、
つまり「親愛なる元気様へ」だ。

もはや挨拶でも何でもない。
『元気』という名前の人物に思われている。


*****


このような結果を見ると、
せっかく一生懸命頑張って
「お疲れ様」を「お楽しみ様」だとか
「お元気様」と置き換えても、
「やあ!」だとか「親愛なる元気様へ」
程度にしか意味をなさない。

むしろ、
「お疲れ様」が「ありがとう」
なのだから、1番マシだろう。

それにこう言ってしまったら
終わりなのだが、そこまでして
『お疲れ様』に固執する
意味がわからない。

「こんにちは」
「ありがとうございました」

「お世話になっております」
良いではないか。

「お楽しみ様」や「お元気様」の
適切な使い方を考えるのであれば
「昨夜もお楽しみ様でしたね」
「今朝もお元気様ですね」
でキマリだ。
それ以外の用法は私には思いつけない。

なので、今後「お楽しみ様」だとか
「お元気様」だとか言われた時は
卑猥な表現として使われたのだと
積極的に認識していきたいと思う。


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「私の好きなことって何だっけ?」「本当は自分、何がしたいんだろう」と悩む方におすすめの本

精神衛生上よろしくない時や
自分の軸がぶれ気味な時に、
下手にセミナーや講座に行きまくったり、
スピ系に投資しすぎたり、
病院に行きまくるのは危険だ。

自分に合う所にあたれば万々歳だが
合わない所にあたればお金も時間も
無駄使いになるだけでなく、
むしろさらに悪化してしまうことがある。

それらが悪いというわけではなく、
外した時のリスクが高いということだ。
それに変に依存してしまう可能性もある。

また、正常な判断ができないので
悪質なものに取り込まれる危険性も高い。

その分、本ならば安心だ。
自分のペースで読めるし、
家で読めるので気楽だ。
そしてとにかく安い。

あわないなって思っても
1000円くらいの出費
(古本ならば激安)かつ、
所要時間も数時間だ。
なので、失うものも少ない。

それに、精神衛生上よろしい時期は、
たとえ良いものでも、疲れて
拒絶してしまうことも多い。

ある程度高額かつ時間がかかるもので、
誰かにおすすめされたものの場合、
紹介してくれた人の顔色を伺って
しまって疲れたり、途中から何だか
洗脳されたり、物凄く搾取されている
気がしてくることもある。

だが、本の場合は、そういう
柵がない。自分のペースで進められる。
やめ時も自由だ。追加料金もない。

また、今は合わなくても
合う時期が来ることもある。
必要になった時に読めば良い。

だから、
悩んでいる時や
病んでいる時ほど
本を読むことを
おすすめする。



*****


ということで、
今日はちょっと元気がない人から
鬱病の人にまでおすすめしたい
本を紹介する。

具体的に下記のように
感じている人には特におすすめ。

・自分、何がしたかったんだっけ?
・好きなものがわからなくなってきた
・好きなことをしているはずなのに辛い
・好きなことがしたいのにできない

・特技が好きなことではない気がする
・「もったいない!」って余計なお世話
・「君には無理だ」と言われて諦めた

自己啓発系は元気がないと逆に病む
・スピリチュアル系は気がひける
・特に病院行くほどじゃないけど憂鬱
・ポジティブを強要されると疲れる
・流行りの引き寄せも、そもそも
 引き寄せたいものがわからない

という方に、おすすめしたい本がこれ。

 

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

 

この本は大好きで2冊所持しているほど。
今の家に1冊、実家に1冊ある。

112件のレビューで4.2点なので
客観的に見ても良書。
2001年の初版で今もなお
売れているからベストセラーだ。


*****


ずっとやりたかったことを、やりなさい。

原題は『The Artist's Way』
アーティストの道だ。

この著者は「クリエイティブに生きたい」と
考える人向けにワークショップを行っていて、
それを落とし込んだのがこの本。

クリエイティブといっても、
画家や作家だけでなく、会社員や主婦など
特にクリエイターとして仕事をしていない
人も対象だ。誰もが皆、アーティストだと
いうスタンスなのだ。

そして、誰もが創造性があるはずで
それを封じ込めているだけなんだと。

だからこそ、自分の創造性を回復させようとか
高めようという趣旨のワークを行っている。


*****


この本通りにワークを進めると
12週で終わる。毎週さほど難しくはないが
自分を振り返るワークがあり、行っていく。
自分の創造性を回復させるためのワークだ。

なんとなく自分で自分を
カウンセリングしているような
気もしてくる。

これをやることで、子供の時、
何がしたかったっけ?と思い出し、
大人になって「年取った私には無理だ」と
決め付けて封じ込めていたもの、
「あなたには無理よ」と言われて
我慢していたものを解放できる。

また、得意だから周りにほめられるし、
求められるからやっていることだが、
実は物凄く嫌なことで、自分に
『好きなことなんだ』と言い聞かせて
きたことだったと気づくこともある。


*****


この本で紹介しているメインワークとしては、
朝起きた時に、すぐ思いついたことを
ただノートに書きなぐろうというもの。
本の中では『モーニングノート』と呼ぶ。

その時、誤字脱字や、良い悪いは決め付けず、
綺麗に書こうともまったく思わずに、ただただ
頭に浮かんだものを書きなぐるのがポイント。

本当に思いついたことでいいので
「寒い寒い」とずっと書いても良いし
「あいつ辞めてくれないかな」とか
ネガティブなことを書くのもあり。

正直言って私は毎日やるのは挫折したが、
たまにやるとスッキリする。多分
雑念が減るし、こういうこと
思っちゃいけないよな・・・という
重りが減るので良いのだろう。


*****


この本のレビューを見てみると
「好きなことを思い出して
始めてみた」という内容から
「病院通いをやめて、この本を
読んで回復した」というものまである。

だから、対象はアーティストだとは
限らない。誰もに通じるものだ。

そしてこの本の良い所は、
叱咤激励してきたり、
テンションが高くないことだ。

セミナーなどにありがちな
「なんかできるような気がする!」
というような妙な高揚感はない。
それに劇的な変化もない。

ただ、高ぶらないからこそ、落ちもしない。
淡々と進めていき、いつの間にか
なんとなくしたいことが見えてきたり、
気分が落ち着いてくる。

また、スピリチュアル的なことや
宗教的な要素はぼない。
少なくとも私は感じなかった。

『神』という言葉も出てくるが、
本書にも書いてあったがうまい
表現がないからこう記しているようだ。

元は洋書なので、読み手の感覚として
『神』というのがわかりやすいのだろう。


*****


とはいえ、この本のワーク全てを
やらなくちゃ・・・とか
21週で終わらせなきゃとか、
順番どおりやらなきゃと思うと
それはそれで辛いと思う。

気が乗った時にやるくらいで良いだろう。
実際に私も、この本はかなり昔に買ったにも
かかわらず、全部やり遂げたことはない。

それに、レビューを見てみても
モーニングノートだけやっているが、
気が晴れてきたということも書いてある。

だから、気になるものだけ
やってみるのも良いだろう。


*****


そういうわけで・・・
「好きなことして生きたい」とか
「本当のところ、自分が何したいのか
わからなくなってきた」という方から
「外に出て人に会うのも辛い」という方や
鬱病な人までおすすめできるのがこの本。

興味があればぜひ。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

ずっとやりたかったことを、やりなさい。

 


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