シュールの極み!最高のクソ映画でした。|『龍三と七人の子分たち』映画感想
昨日CS放送をザッピングしていたら
一癖も二癖もある内容ばかり流す
チャンネルNECOで面白そうな
映画をやっていたので見ることに。
それがこれ。
この『龍三と七人の子分たち』について
独断と偏見でFacebookに感想を書いたので
ブログの方でも備忘録として残しておく。
とりあえず、万人受けはしないのは
確実なので『おすすめ』はしないでおく。
具体的なネタバレはしていないが、
期待を裏切るかもしれない。
下記、興味がある方だけどうぞ。
*****
【シュールの極み!最高のクソ映画でした。】
『北野武』というよりも
『ビートたけし』がやりたい放題やって、
名俳優を無駄遣いした映画。
カタギには手を下さなかった
元任侠のジジイが「世のため人のため」と
思い直して更生し、カタギにも手を下す
インテリヤクザやチンピラもどきを
やや合法的に成敗するようなありがちな
勧善懲悪モノではありません。
だからと言って、
任侠らしいかつての恩や借りのために
奔走する義理人情モノでもありません。
渋くてクールなジジイが
非道な騙し合いや殺し合いを繰り広げる
ハードボイルドでもありません。
死を意識した途端に今までの生き方を
反省して家族への感謝の気持ちに
溢れた結果、壊れかけていた家庭が
復活して涙するような感動モノでもありません。
伏線回収?そんなものはありません。
ただただシュールで狂っています。
とにかく基地外ジジイが大真面目に大暴れ。
人によっては笑えないブラックジョークの数々。
感想を見てみると賛否両論のようですが、
私は「くそくだらねえ」と言いながら
爆笑して見ていました。
こういう映画も大好きです。