申込み&問い合わせがないホームページ・チラシの共通点とは?
「なぜかチラシから全然申込みがないんです・・・」
「キレイなホームページって言われるのですが
何がいけないのでしょうか?」
そのようにおっしゃって、
ホームページやチラシ、ランディングページを
見せに来てくださる方がいます。
そのように、
申込みや問い合わせがないという
ホームページ・チラシ・ランディングページなどを
拝見すると、決まって共通点があるのですが・・・
店名・商品名が
1番大きく目立っている
という点です。
例えば、お店の場合、
「アニータレストラン」
「江口接骨院」
これらの店名を見て、
「行きたい!」って思いますか?
思わないですよね。
「ふーん。そういう店があるんだ」
としか思わないでしょうし、
「自分には関係なさそうだわ・・・」
と一瞬思われて、
チラシであれば速攻ゴミ箱行きです。
また、商品名でも同じですね。
「プレミアムコース」
「特製エステプラン」
などを見ても
「欲しい!」とは思わないでしょう。
原因は・・・
自分にとって何が得なのか
どのようなメリットがあるのか
全く書いていないからです。
以前にもお伝えしたこの記事ですね。
とある伊勢志摩にあったホテルのレストランで
「ABCホテルのプレミアムコース」
という名前で販売していたことがあるんですよ。
何がどのように
プレミアムなのかわからないですし、
数万円のお高いコース料理でしたので
特別惹かれるものもなく、頼む気にもならないのです。
そこで、スペシャルコースでは
何が出てくるのかお聞きしたところ、
伊勢志摩のブランド食材
「伊勢海老・松坂牛・アワビ」が
全て出てくるというものでした。
これを聞けば、このコースだけでブランド食材を
全部食べられるというメリットがありますし、
確かに高くても納得できます。
それに、伊勢海老や松坂牛、アワビを
食べたいという方は「頼みたい!」と思うわけです。
ですが、元の「ABCホテルのプレミアムコース」では
全くそのプレミアム感が伝わりませんし、
そもそも「伊勢海老・松坂牛・アワビ」が出るとは
わからないので申し込む気にならないのです。
それに、どういうものに「プレミアム」だと感じるかは
人それぞれですので、事実でアピールする必要があるわけです。
意外とこの件のように、
申し込みが全然ない
ホームページやチラシでは
店名や商品名を
大々的にアピールして
1番目立っているケースが多々あります。
すでに、店名や商品名が
誰もが知っているメーカーや
ブランド化しているのであれば
大きく出しても効果はあるでしょう。
ですが・・・
さほど知られていない
店名や商品名を
目立つようにアピールしても
「何それ?」
「で?私に何か得あるの?」
になっておしまいです。
そのため、
申し込みを増やしたければ、
お客様目線になり、
お客様が得することやメリット、
知りたいこと、喜ぶことなどを目立つように書き、
「これを買ったら
どんな風に良くなるか?」
「これに申し込んだら
どんな得があるのか?」
ということを店名や商品名よりも
目立たせるのがおすすめです。