タモリ倶楽部「買い物が100倍うまくなる!?スーパーマーケットの折込チラシ大熟読祭!」でわかる!客層ごとの言葉の違い
皆さんは、好きなテレビ番組はありますか?
私はあまりテレビを見ません。見てもほとんど録画です。
そしてその、私が見る数少ないテレビ番組は・・・
タモリ倶楽部、アド街ック天国、ブラタモリ、
空から日本を見てみよう、岩合光昭の世界ねこあるき、
月曜から夜ふかし、マツコの知らない世界、
鉄腕ダッシュ、Coversですね。偏りが酷いです。
前はモヤさまも見ていました。ゆるいのが良いんですよ。
今日は、そんな私が見ている数少ないテレビ番組、
『タモリ倶楽部』で紹介していた
「買い物が100倍うまくなる!?
スーパーマーケットの
折込チラシ大熟読祭!」
というコアなテーマに対し、特に参考になった
客層に合わせた
言葉の表現方法の違いについて
紹介していきたいと思います。
(上記のページにキャプチャーがたくさんありました。)
この回で登場したスーパーは・・・
・成城石井
・丸正
・ベルクス
この3店舗。
皆さんはご存知ですか?
なぜこの3店舗なんだろう・・・
と初めは思ったのですが、
まったくバッティングしないからなんですよね。
(終始お互いほめあってました)
まず、客層がまったく違うのです。
・成城石井 = 高級志向で流行に敏感
・丸正 = 高齢者のお客様
・ベルクス = 下町気質
なので、それが商品構成やチラシにも表れてきます。
どこのスーパーでも安売りをする際は、
頻繁に「祭」を多用するそうです。
イベントごとから、給料日まで
安売りとなれば「祭」三昧です。
ですが・・・
スーパーによって「祭」という
言葉の表現方法が違うんですよね。
・成城石井 = ◯◯フェア
・丸正 = ◯◯市
・ベルクス = ◯◯祭
なぜだかわかりますか?
先程お伝えしたように、
客層に合わせているんですよ。
『成城石井』の客層は、高級志向で流行に敏感な人なので、
「フェア」にも馴染みがありますし、その方がしっくりきます。
そして、『丸正』の客層は、高齢のお客様が多いため、
「市」に馴染みがあるはずです。
もし、「フェア」と言われてもピンとこないでしょう。
また、『ベルクス』の客層は、下町気質なので
「祭」に敏感です。なので、シンプルにそのままなんですね。
もし、この表現方法「フェア」「市」「祭」が
この3店舗内のチラシでチェンジしても、
わかるといえばわかると思います。
しかし、チラシを見るのは一瞬です。
馴染みがある言葉でないと、
頭にすっと入ってきません。
ですので、
客層やターゲットに合わせた
表現方法や商品構成に
していく必要があるのです。
また、番組中の紹介していた、
それぞれのスーパーのおすすめ商品や
チラシの構成もまったく違いました。
品揃えやチラシの作りが完璧でも
客層に反していたらまったく売れませんもんね。
仕事柄、この回はつい真面目に見てしまいましたよ。
かなり勉強になりました。
では。