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電通の過労自殺で問題なのは”時間”よりも”内容”であり、日本社会全体に通じるものではないか?

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電通新入社員は日本社会に殺された」という下記の記事を読み、考えさせられることが多々あったので記していきたいと思う。
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この件、労働時間も問題だが、さらに問題なのは内容だと思う。記事で紹介されているような謎の雑務や接待は、本当に意味がないことばかり。

どこの国だか忘れたが、戦争の時に捕虜に対して行う強制労働を思い出した。A地点で山を作ることを命じられ、いざ完成すると崩される。今度はその崩された土を
B地点まで運ぶように命じられ、また山を作らされる。そしていざ完成したらまた崩されて、またもやA地点に運ばされ、山を作らされるという繰り返し。ほとんどの人が肉体だけでなく精神も崩壊するという。

「これって全く意味ないよな、効率悪いよな、何のためにやってるのかな、誰にもメリットないよな…」と思いながらやっていると気が狂いそうになる。

しかも、上の人に理由やメリットをを聞いても「決まりだからやれ!」で片付けられる。確かになかには、やっていくうちに意味やメリットがわかるということもある。後になって役立つこともある。

上の人が行う理由やメリットをわかっているのならまだ良いが、実際その人さえもわからず、従っているのなら救いがない。まだ「意味もメリットもないが、精神鍛錬の修行だから弊社ではやっているのだ」と言い切られた方がスッキリする。

  
「この残業時間で死ぬなんて馬鹿げている」だとか「俺はもっとやっている」だとかそういう人もいるが、問題はそこではない。時間よりも内容。
 
だからこの亡くなった方よりも、残業時間が短くても心身ともに崩壊する人も多々いる。
 
その働いている時間に対して、自分がやりたくてやっていて、さらに楽しみややりがいを感じていて、仕事内容にしろ、仕事から発生するフィーにしろ、やるメリットや意味を見いだせていれば、本人としても良いと思う。無理やり自分に言い聞かせて納得させたものではなくね。
 
もちろん「好きな仕事なんでしょ」とタダ働きを強いられるのはありえない話なのだが、未だにそういう考えをする人もいるので早く消えて欲しい。
    
私もたまに寝食忘れて1日中仕事をしている時がある。でもそれが、やりたくてやっていることならば苦ではない。「寝たくても寝れない」「食べたくても食べられない」
「他にやりたいことがあるのに何でこんなに・・・」ではなく「あ、忘れてた、もうこんな時間・・・」ってやつね。肉体的に病むかもしれないが、少なくとも精神崩壊はしない。

とはいえ、友達かつライターとして先輩の子に聞くと、私みたいな生活をしている人が1番若くして死ぬらしい。私と同じような生活をしている友達が30歳手前で数人死んでいると聞いて、私は丸一日仕事をしない日を作ろうとまさに今日から実行している。
 
私はもう会社員の身ではないので、強制されることはないし、されたとしても断ることはできる立場だ。
 
もちろん断ることによって、お金が入ってこないということもあるだろう。だが、そこまでして今後も付き合いたいかという話だ。その場限りならば関わる必要もない。
 
立場的に謎の雑務や接待を強制されることはないのだが、やりたいと全く思えないこと、メリットを見いだせないことは、精神衛生上、積極的に排除していきたいと思う。


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