あなたの宣伝部長!集客コンサルタント&セールスコピーライター|アニータ江口のブログ

【旧ブログ・はてな補完用】セールスコピーライター・アニータ江口@あなたの宣伝部長のブログ

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『セルフブランディング』の答えは、自分の中にしかない。

『にしおかすみこ』を
覚えているだろうか?


「この豚野郎!」などと言いながら
ボンテージ姿で鞭を振り回し
SM女王キャラで一時期売れた芸人である。

先日、あさイチを見ていたら
似ている人がリポーターをしているなと
思っていたら本人だったので驚いた。

かつてのSM女王キャラとしての面影はなく
小綺麗で明るいNHKにも合うタレントだった。
今の方が自然体でなんとなく幸せそうに見えた。
きっと今の方が本人らしさが出ているからだろう。


*****


昔、おそらくロンハーの格付けか何かで
にしおかすみこが泣いたのを思い出した。

当時、SM女王キャラとして
絶頂期だったであろう彼女に対し、
杉本彩が「本当はドMでしょ?
Sの振りをして無理している」と言ったのだ。

それに対して、にしおかすみこが
「はい・・・」と涙ながらに
言ったのがなんとなく印象的で覚えている。

コントの中の1キャラではなく、
常に『SM女王キャラ』で
売っていた
にしおかすみこは
無理をしていたのだろう。


ただ、そこで本心ではないと
認めてしまったことで
キャラ売りの芸人として
失格になってしまったのだ。

SM女王キャラとしての
にしおかすみこは崩壊したため
ブームも去り、メディアでは
見かけなくなった。


*****


一方、にしおかすみこに対し、
「本当はドMでしょ?
Sの振りをして無理している」と言った
杉本彩だが、
自分開示した結果

再ブレークした。

テレビ受けのために大げさなところも
あるだろうが、離婚前までは隠してきた
歯に衣着せぬ物言いかつ、セクシーな
姐さんキャラを解放したことで
本人の魅力が開花したのだろう。

きっと本当に思っていることや
行っていることを語っているので
筋が通っている。それにそちらの方が
本人も辛くないし、楽しめる。

根掘り葉掘りされたところで
根っこが言っていることに繋がって
いれば動揺しないし、ぶれがない。

だから信憑性も出る。
好き嫌いは分かれるかもしれないが、
自分を持っている人にはファンができる。
誰もに好かれる(ウケる)ために
キャラを作ると大概崩壊する。


*****


キャラ売りをする芸人は
一発屋になりやすい。

きっと売れても無理しているから
なかなか続けることはできないのだろう。

結局、一発屋でも細く長く生きている
タイプは、キャラ売りをやめたタイプだ。

一発屋としても印象深い小島よしおなども
NHK教育テレビサイエンスゼロで見かけたが、
彼は今は服を着ているし、早稲田卒で
頭が良いけれど、全く自慢げがなく、
子供にも受け、いじっても良い芸人として、
教育テレビなどでも相性が良いのだろう。


*****


最新巷でも
『セルフブランディング
という
言葉をよく聞く。


企業における『ブランディング』の場合は
どういう層向けに売るのかというターゲットや
どういう方向性で打ち出すのかというコンセプト、
どこに位置付けるかというポジショニングなどが
あるだろう。

それを個人でもやるというのが
『セルフブランディング』だ。
これが流行っているのは
個人事業主、起業家ブームだからだろう。
差別化するためには必要だからだ。

『セルフブランディング』は
ある意味、『キャラ作り』に
似ていると感じる。

冒頭であげた、にしおかすみこの
『SM女王』もキャラ作りの一環だ。


*****


会社におけるブランディングの場合、
「こういう風にしたい」という意向のもと
近づけて作り上げることもできる。

しかし、個人の
ブランディングの場合は
そう簡単にはいかない。

感情があるからだ。
物理的には可能だが、長くは持たないだろう。

私は広告を作る身なので、個人の方に
「こういう風に打ち出したいんです」と
言われた場合、やろうとすればできる。

ただし、無理して作りあげたブランディング
である場合、途中でガタがくる。
どんどんおかしくなる。
いくら外面(広告など)で取り繕っても
内面と異なっていたら徐々にズレが出る。


*****


例えば、本当のところ
『遊び人』なのに

『聖女』ぶっている
人がいたとする。


徐々に発言や発信などで『遊び人』である
本心や本音が出てきてしまった場合
「『聖女』ぶりやがって!嘘つき!」だとか
「ぶれていて何考えているのかわからない」と
言われる可能性が高い。

だから『聖女キャラ』を守るために
『遊び人』である自分を隠し倒し、
必死に取り繕う必要がある。
ボロが出たら終わりだ。
常に仮面をつけ続けるのだから疲れるし、
叶姉妹レベルの努力と精神力がない限り、
長くは続かないだろう。

しかし、もし初めから
『遊び人』として
アピールしていたら

どうだろうか?

確かに『聖女』が好きな人からは
嫌われるだろう。しかし、一方では
『遊び人』が好きな人が集まる。

「毎日違う男性と2人で会いたい」だとか
「彼氏が5人いる」などと言ったところで
『遊び人』好きな人には大ウケだ。
むしろあっけらかんと言う態度に
女性のファンも増えるだろう。

しかも本心で言っていてファンが
増えるのであれば精神的にも楽だ。
作らずに思ったことを言えば良いだけなのだ。

それに本心を言っている自分のことを
好きな人しか集まってこないので
コアなファンであり、仲良くなれるし、
とてもお互い楽しくて良い関係になる。

初めから本心をベースとした
『キャラ作り』および
『セルフブランディング
あれば生きやすかっただろう。



*****


同業と差別化して売るために、
『セルフブランディング』という
手法は大事だ。

その差別化が、仕事の内容や
技術などであれば良いだろう。
目指そうとすれば目指せるからだ。

しかし、打ち出し方で迷走し
自分には全く合わない上に
本心でもないことを
売るために言う
『キャラ』
作りを始めたとしたら危険だ。


「最近こういうタイプが受けるから
 こういうキャラで打ち出そう!」と
頑張っているのだとしたら、
一発芸人と同じような末路になる。

それに時代に合わせたキャラ作りであれば
ブームが去ったら同時に去ることになる。

一発芸人のようにインパクト重視で
「まず印象付けることが目的」と割り切って
いるのであれば、そういう方法もある。

しかし、ずっと同じキャラ売りでは辛いし
残れないだろう。小島よしおだって服を
着始めたからまだ細々と残っているのだ。


*****


セルフブランディングというのは、
作り上げるものではない。

元ある自分の特性を生かして
打ち出す方法だ。
無理したところで続かない。

それにキャラが立っている必要もない。
壮絶な生い立ちだなくても、
キワモノキャラではなくても、
伝え方さえ変えれば、十分目立つ人もいる。
ただ自分が気づいていないだけなのだ。

自分の凄さ、他者とは違う特徴などは、
なかなか気づかないものである。
当たり前にできることで
「え?これがすごい?珍しいこと?」と
いうようなことや発想が、
実は他の人からしたら驚くような
ことだったりもする。

「こういう人が好きでしょ?」と
仮面をつけて人気が出ても
素顔が見えたらがっかりだ。

初めから素顔で打ち出していれば
素顔のファンがいたかもしれないし
楽に生きられたと思う。

結局、きちんと
セルフブランディング
したければ
自分を
掘り下げるしかない。


答えは自分の中にしか
ないのである。


*****


最後に『セルフブランディング』を
絡めて告知をば。

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