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うまいこと言いたいだけの人生。広告制作して公開1ヶ月で顧客に5395万円受注をもたらしたり、企業webページをリニューアルして反応率45.5倍にしている人。内容:広告制作&宣伝・売上&集客UPの豆知識/購買意欲を高める行動心理学/書き方・伝え方・見せ方/趣味嗜好/イラっとした時の対処法/ブラック人心掌握術/評論・コラム

「お疲れ様」ではない「お楽しみ様」や「お元気様」とは一体何なのか?

kodomo no kao ミニスタンプ浸透印お疲れ様です猫(インク:ブルー)(0542-075)


たまに「お疲れ様」のことを
「お楽しみ様」だとか
「お元気様」と言う人がいる。

今まで現実世界でお会いしたことは
なかったのだが、Facebookなどの
インターネット内では何度も見かけた。

特にその発言者の方が嫌なわけでもないのだが
なぜだか物凄くぞわぞわするのだ。


*****


話を聞いたり、調べたところ、
どうやら前向きな気分でいるために、
ネガティブ表現をしないように、
ポジティブ表現に置き換えているのだという。

つまり、『お疲れ様』の中の
『疲れ』は
ネガティブ表現なので

『楽しみ』だとか『元気』だとかの
ポジティブ表現に
変えている
というわけだ。


*****


確かにネガティブ表現よりも、
ポジティブ表現の方が
良いという話はよく聞く。

例えば「走らないで」よりも
「ゆっくり歩こうね」と
言う方が子供が守るとか、

「失敗しないように!」と言っていると
『失敗』に気持ちが持っていかれてしまうので
「成功するように!」と言う方が
良いというような内容だ。


*****


とはいえ・・・
「お疲れ様」の場合は、
正直、ややこしくないか?
それに物凄く違和感がある。

いちいち、頭の中で置き換えるたびに
脳裏には『お疲れ様』がかすめる。
そうであれば、本末転倒だ。

『お疲れ様』を
言ってはいけない
考えるからこそ、

『お疲れ様』を
考えてしまう。

本当に意味があるのだろうか。
面倒で苦しくないのだろうか。

「お疲れ様」という言葉は
もはや「こんにちは」レベルの挨拶だ。
正直、何も考えずに言うことが多い。

確かに『言霊』という言葉があるように、
言ったことは残り、その言葉通りに
なってしまうともいう。だからこそ
言葉には気をつけろというのもわかる。

しかし、「お楽しみ様」だとか
「お元気様」と言い換えたところで
何か良いことがあるのだろうか。

言っている本人は良いかもしれないが
言われた側は「え?何?お疲れ様のこと?
あ、『疲れ』と言いたくないから?」と
今まで何も気にしていなかった『疲れ』に
着目してしまい、疲れてしまう。
言われた方はたまったもんじゃない。

とはいえ、言っている方も悪気はない。
ポジティブ表現が良いと思っているから
使っているだけだ。ポジティブな思考を
ただ広めようとしているだけなのである。


*****


ある意味、
これは宗教のようだなとも感じた。
良いものだと信じていることがあり、
広まったらさらに良い世界になると思うのだ。
布教するかどうかはその人の信心深さによるが。

そして、他に感じたことは、
「外国語みたいな
ものなんだろうな」
ということだ。

もし「お疲れ様です」と
いう言葉が
元々日本には
存在しなかった場合、

誰もが「お楽しみ様」だとか
「お元気様」だとか言っていたはずで
違和感はなかったはずだ。


*****


実際に、この「お楽しみ様」という挨拶は
『成功の9ステップ』などを発信しており、
自己啓発業界の超有名人である
ジェームス・スキナー氏が推奨している表現らしい。

だから、ジェームス・スキナー氏の熱狂的なファンは
真似することが多いのである。
(私はアンチではないが熱狂的な信者が苦手だ)

つまり、ある意味ではジェームス・スキナー国家の
公用語なのだ。そこの国の人はそれが当たり前の
挨拶であり、違和感などないのだ。
そこの国の中の挨拶では常に「お楽しみ様」。

しかし、つい外の世界に出てきた時にも
「お楽しみ様」と言うと言語が通じない。
まるでスワヒリ語
「こんにちは」という
意味の「ジャンボ!」と
挨拶した時のような
反応が返ってくるのである。

そんな風に考えていると、気になるのは、
ジェームス・スキナー氏が外国人だという点。
日本語表現について、どこまで落とし込めて
いるのかは不明だ。


*****


では、実際に
「お疲れ様」「お楽しみ様」「お元気様」が
どのように訳されるのかグーグル先生に聞いてみた。

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まずは「お疲れ様」
「Thank you」ならば良い印象だ。
「ありがとう」という感謝であり、
いわゆるポジティブ表現である。
文句はないだろう。


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次に、「お楽しみ様」
こんなに考え抜いて置き換えたのに
「Hi」だけだ。所詮「やあ!」なのだ。

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そして、最後に「お元気様」
「Dear Mr.Genki」なので、
つまり「親愛なる元気様へ」だ。

もはや挨拶でも何でもない。
『元気』という名前の人物に思われている。


*****


このような結果を見ると、
せっかく一生懸命頑張って
「お疲れ様」を「お楽しみ様」だとか
「お元気様」と置き換えても、
「やあ!」だとか「親愛なる元気様へ」
程度にしか意味をなさない。

むしろ、
「お疲れ様」が「ありがとう」
なのだから、1番マシだろう。

それにこう言ってしまったら
終わりなのだが、そこまでして
『お疲れ様』に固執する
意味がわからない。

「こんにちは」
「ありがとうございました」

「お世話になっております」
良いではないか。

「お楽しみ様」や「お元気様」の
適切な使い方を考えるのであれば
「昨夜もお楽しみ様でしたね」
「今朝もお元気様ですね」
でキマリだ。
それ以外の用法は私には思いつけない。

なので、今後「お楽しみ様」だとか
「お元気様」だとか言われた時は
卑猥な表現として使われたのだと
積極的に認識していきたいと思う。


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