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感想がほぼなくても簡単に書ける!異端的な『読書感想文』3つの書き方(はてな版)

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小学生から高校生は夏休みが始まり、
世のお父様お母様はさらに忙しく
なってきているように思われる。

そして最近、facebookなどで
見かけるのが、子どもの夏休みの宿題、
『読書感想文』問題だ。

小学生や中学生、学校によるが
高校生にでもあるこの宿題。
頭を悩ますお子さんや
親御さんも多いことだろう。

そこで、今回、
感想がほぼなくても
簡単に書ける!
異端的な『読書感想文』
3つの書き方

をお伝えしようと思う。

読書鑑賞文に手を焼いている
学生さんや親御さんには
ぜひご覧いただきたい。


*****


それではまず、
前置きから
書いていこうと思う。

先に言っておくが、
この書き方は王道ではない。

だが、王道の書き方を
教えられたところで
書けない人は書けない。

これは子どもに限らない。
大人もだ。

特に物語に対して感想を書けと
言われた時は尚更だ。

読書感想文を
なかなか書けない人は、

文章を書くことや
国語が苦手なのではない。

強いて言えば、
学校が求めている
道徳が苦手だとも言えよう。

読書感想文の宿題でおかしいのは
感想文と言っておきながら
自由に書いたら白い目で見られ
こういう風に書いたら正解と
うっすら匂わしている学校の方針だ。

『ごんぎつね』を読んで
「自業自得だ」と書くと
親が呼び出されるような
全く理不尽な世の中だ。

子どもながらにも
求められているものを感じ取り
書かざるを得ないと感じている
子ども少なからずいると思う。

また、こう書けば成績が良くなり、
お父さんやお母さんや先生に
褒めてもらえると感じ、
本当は全くそんな感想はないのに
苦しみながら書いている子もいると思う。

だから、
理想的な読書感想文を
書けないからと言って
叱らないでいただきたい。
また、学生さんは自分自身を
責めないでいただきたい。

それにそもそも、
学校指定の
読書感想文用の
本のチョイスが悪い
可能性がある。

その本自体は良い本でも、
感想文に適さないものがある。
また人によって書きやすい
書きにくいものがある。

それに、「だから何?」と
思うものもあるし、
「なんか面白かった」で
終わってしまうものもある。

その「なんか面白かった」を
掘り下げるのが
王道の書き方ではあるのだが
それができれば苦労しない。

それに本当に面白ければ、
もしくは、救いようもなく
つまらなければ、何かしら
書けるかもしれないが、

大して面白くも
つまらなくもない
微妙な本に
対して
「感想を書け」と
言われたら、

大人だって
困惑するだろう。


感動や元気や同情の押し売りや
「可哀想でした」と書けと
言っているかのような本を
指定された場合は、
本当はそうは思わなくても
「はいはい、こういうこと
 書けば正解なんでしょ?」
と割り切って書ける子も
いるかもしれない。

しかし、割り切れない子も
意図を理解できない子も
いるだろうし、そもそも
押し付けること自体が
感想文ではない。

それに、低学年の子に
読後の感想を聞いてみて
「疲れた」だとしたら
本当に「疲れた」だけで、
それ以外ない可能性もある。

大人が望んだ感想が
出てくると思ったら
大間違いだ。

読書後の感想が
「疲れた」以外に
何もなければ、
他の感想を引き出し
ようもないし、
後付けで感想を
作るしかない。


本当に感想文なのだとしたら
「文字が多くて疲れました」
だとしても間違っていないはずだ。

とはいえ、
宿題なのだから

それなりのことを
書くしかない。


読書が苦手でなければ
指定図書を全て読み、
書きやすいものに取り掛かるのが
ベストかと思うが、

読書が苦手なら、先にジャンルだけ
把握して選ぶのが手だ。
目次があればパパッと読みのも良い。

私は高校時代の読書感想文で
『こころ』か『もの食う人々』の
どちらかを選ばされたのだが、
自分は恋愛小説で感想を書けっこないと
判断して、ノンフィクションの評論文
『もの食う人々』を選んだ。

好きで書きたい本を
選ぶのも良いことだが、

宿題を早く終わらせて
苦しみたくない場合、

自分が書きやすい方を
選ぶのも手だ。


とても好きな本で感想を書きたいけど
なかなか書きづらい本の場合は、
わざわざ学校の感想文のために
書かなくても良い。

書いてみて発表したくなったら
中高生ならばアマゾンのレビューだとか
SNSやらブログにでも書き込めば良い。
小学生ならば親御さんに
それらに掲載してもらえば良い。

また、作者宛に送れば
喜んでもらえることだろう。

それにいくら好きな本であっても
感想を言い表せないものもある。
わざわざ書かずとも心の中に
しまっておいても良いと思う。


*****


それに、
自分で好んで読んだ本の感想文は
書きたいと思った時に
自分のペースで自由に書ける。

だが、夏休みの宿題の
読書感想文は、
その夏休みの間だけで
決められた本についてしか
書いてはいけないのだ。

それに、何枚以上書けだとか
指定されたからには
そこを埋めなければ
ならないのである。

前置きは大変長くなったが、
今回は、理不尽な思いをしながら
書くしかならない子どもたちや、
そんなお子さんに手を焼いている
親御さんを応援すべく、
異端的な書き方をお伝えしよう。


*****


やっと
本題に入るが・・・

感想がほぼなくても
簡単に書ける!
異端的な『読書感想文』
3つの書き方

を大きく分けて
3つ書いていく。

特に書きづらい『物語』を
テーマに出された際に
使える書き方なので、
困っているお子さんや
親御さんにはオススメだ。


まず1つめ。
(1)登場人物宛に手紙を書く

主人公だとか気になる登場人物宛に
手紙を書いていく。

これならばこれといった
感想がなくても書ける。
ほぼ想像の世界だ。

それに
文章を書きなれて
いない子どもでも、

手紙ならば書きやすい。

『です・ます』調だとか、
『だ・である』調だとか
いちいち気にしなくて良い。

手紙なのだから
書き方も内容も自由だ。

読んでいる先生だって
「これは手紙なんだ」と
思って微笑ましく思い、
ある程度は目を瞑ってくれるだろう。

それに、
本やストーリーに
対して感想を
思いつかなくても、
特定の登場人物に
対しては何かしら
感想があるかもしれない。

感想でなくても、気になったことや
わからなかったことでも良い。
その登場人物に素直に聞けば良いのだ。

「〇〇ちゃんは、なんで□□の時、
 〜しようと思ったの?
 私だったら△△すると思うんだ。
 だから〇〇ちゃんは××だなと思ったよ。」

こんな風に聞いてしまえばいい。
わからないものはわからない。

「私はこう思ったんだけど
 〇〇ちゃんはどうかな?」

と書いておけば
立派な読書“感想”文だ。
先生も文句も言わないだろう。

それに、どの場面の登場人物に
手紙を書いても良い。
「これから試合の〇〇ちゃんへ」
とかいう書き出しにすれば、
読み手の先生も理解できる。

更にいえば、主人公を讃えたり
励ましたりする手紙でなくても、
悪役にあてた手紙でも良い。

鬼や魔女に更生しろと迫っても
あなたの気持ちも少しはわかると
書いても良いのだ。
手紙なのだから自由なのだ。

もし、
「何書けば良いかわからない」
「全然思いつかない」
「感想なんてないよ・・・」
とお子さんが悩んでいたら、
「手紙書いてみれば?」
と促すのも良いだろう。

多分、この書き方ならば
低学年の子でも書きやすいと思う。


そして2つめ。
(2)本の続きを書く

物語の場合は、勝手に続きを
書いてしまうのだ。

これもまた、
続きを書くのだから
あくまで想像であり、
正解も不正解もなく
何を書いても自由だ。

初めの100文字くらいで、

「とても面白かったです。
 特に〇〇の場面では
 ハラハラしてしまいました。
 しかし、続きがとても気になります。
 だから、私なりに続きを
 書いていきたいと思います。」

といった
ほんの少しの感想と
前置きを書いた上で、
段落変えて続きを
書き始めてしまえば
さほど違和感もない。

冒頭部分で感想文を
書いてしまっているのだから
先生も文句は言えないだろう。

それに、その後の物語を
書けるということは、
たとえ奇想天外で万人受けしない
ストーリーになったとしても
一種の才能だ。

想像・創造することや
自由作文は好きだが、
強制された読書感想文は
嫌いで気乗りしない子には
オススメしたい手法だ。

たとえ感想文らしさは
あまりなかったとしても
その子らしさが開花するだろうし、
一目置かれることにもなり、
その子の自信にも繋がるかもしれない。


そして最後。
(3)自分語りの持論を展開する

ネタが切れたら仕方がない。
話や登場人物に
ほんの少しでも
かするような
自分の話を差し込み、
当時の自分の感想を書いて
照らし合わせてしまうのだ。

例えば、

「〇〇さんは□□と言っていましたが、
 私にも似たような経験があります。
 それは私が△才の時の話です。

 私も〇〇さんと同じ状況でしたので
 つい□□と言ってしまったのです。

 〇〇さんはどのように思ったのかは
 本に書いていなかったので
 本当のところはわかりません。

 ですが、私はその時××と思ったので
 もしかすると〇〇さんも同じように
 思ったのかもしれないと感じました。
 だからあのような行動をしたのでしょう。」

と言った具合に、自分の経験や
出来事を入れ込んでしまうのだ。

例を見ていただければ
わかると思うのが、

よく読むと、
本の感想なんて
一切書いていない。

当事者の感想は
否定しようもないし、
これまた登場人物との
照らし合わせも
想像だから自由だ。

しかし、なぜか
物凄く考えて書いた人の
作文に見えるという不思議。

評論文に対しての感想文では
よくある手法だ。

また、内容や登場人物に対して
反論するのもありだろう。

内容によっては先生に
白い目で見られるかもしれないが、

「〇〇さんは□□と言っていて、
 みんなはほめていましたが、
 私はおかしいと思います。
 ほめられる理由がわかりません。

 私だったら△△と思うので、
 絶対に□□とは言わないと思います。」

と言ったように
持論を展開するのもありだ。

可愛げがないだとか
思われるかもしれないが、
勝手に思わせておけば良い。

お子さんに対して
「もし同じ状況だったら
 同じようにすると思う?」
と聞いて
「そうは思わない」
と返ってきたら、
否定せずにそのまま
書くことを促すのも良いだろう。

共感の気持ちは書きにくいし、
すでに書かれていることに
賛同するから他の感想を
思いつきにくい。
「私もそう思います」で
終わってしまうのだ。

しかし、
反論ならば
すでに書かれたことの
逆の持論になる上に
自分の意見になるので
かぶることなく書きやすい。

違うと思えば思うほど、
反論する理由も思いつく。
与党よりも野党の方が
意見を言いやすいのにも似ている。

とは言え、もちろん
わざわざ反対意見を
言う必要もない。

もし、

「この本の主人公は
 こう言っているけど、
 私だったらこの場面で
 こう言うんだけどな!」

と言ったようなことがあれば
ぜひその持論を展開していくことを
オススメする。

お子さんがそう言っているのであれば
斬新な発想を潰すのではなく、
「どうしてそう思うのか教えて?」と
促してあげると書きやすくなると思う。


*****


以上が、

感想がほぼなくても
簡単に書ける!
異端的な『読書感想文』
3つの書き方

になる。

なお、私は昔から作文は好きだったが
読書感想文は好きでなかった。
しかし、書けば賞をもらえていたので
『異端的』と言ってもさほどおかしい
書き方ではないと思う。
多分「それっぽく」書くのが得意だったのだ。

また、塾講師で国語を教えていた時に
読書感想文に手こずる生徒さんの面倒も
見ていたからそこまではずれていないと思う。

なので、真似していただいても
それなりには効果はあると思う。

ただし、異常な道徳大好き人間の
先生には批判される可能性も
あるのでご了承いただきたい。


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しまむらの「“洗濯機で洗える”浴衣」はターゲットを狙い撃ちした素晴らしいキャッチコピーだ。

 

 

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しまむら
「“洗濯機で洗える”浴衣」

というキャッチコピーで
売り出したことが

話題になっているらしい。

この件について、
私は「さすがしまむらだわ」と
感心している。

『洗濯機で洗える』と言う
宣伝文句に対して、


「浴衣は洗濯機で洗える”のなんて
 当たり前なのに当たり前だし、
 知らないなんて信じられない」

と言っている層がいるが
そんなのはどうでも良い話だ。

しまむら
「“浴衣は洗濯機で
洗える”のなんて当然だろ」
「無知は恥ずかしいわね」
なんていう人を
ターゲットにしていない。

「浴衣のことをあまり知らない」
「イベント以外は着ない」
着物屋さんでは買わない」
「さほどこだわりはないが
コスパが良いものが欲しい」
人に買ってほしいと考えている。

だから、このキャッチコピーは
正解なのである。

確かに浴衣に詳しい人でも
しまむらで買うこともあるだろう。
例えば雨に濡れても良い用など
気軽に着るようだ。

いくら洗濯機で洗えると
言われたとしても
超高級浴衣を洗濯機で
ガシガシ洗う勇気は
出ないだろうし、
気軽に着てガシガシ
気にせず洗濯機で洗える
しまむら浴衣は安心だ。

とは言え、やはり
その浴衣に詳しいが
しまむらの浴衣も着ると
いう層はごく一部だろう。

やはり、しまむら
メインターゲットは
浴衣に詳しくない上に
祭の時だけ着る層だろう。

また、値段から考えれば
若い層からも人気で、
親におねだりして
買ってもらう中学生や
自分のバイト代で買う
高校生・大学生なども
この浴衣を愛用する
可能性もある。

そうなると、
浴衣に詳しくない
可能性もさらに高まり、
「洗濯機で洗えるから
 楽でいいなー!」
と気軽に買うのが予想できる。

買わない外野が
「無知は恥ずかしい」
だとか
ごちゃごちゃ言っても
お客様にならないのだから
無視して良いのだ。

ターゲットに絞った
宣伝が功を奏している。

さすがしまむら
世界に誇る埼玉の星は違うな。


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「コーヒー”で”いい?」という質問に「コーヒー”が”いい」と答えないと怒られるのは理不尽なので適切な答え方を考えてみた件

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「◯◯でいい?」と聞かれ、
「うん、◯◯でいいよー。」と答えたら

「『◯◯”で”いいよ』って何?!
『◯◯”が”いい』でしょ?!

と怒られたことがある人は
いるだろうか。

私はある。
本当に理不尽だ。

そもそも「◯◯でいい?」と
聞いてきたのはそっちじゃないか。
何かやましいことでもあるのか。

「◯◯でいい?」という質問に
「◯◯でいい」とただそのまま
オウムのように返しただけなのに
なぜ怒られなければならないのだ。
オウム返しは会話の基本だろ。

そんなことを子供の頃から
思っていた。

今もそして、
そんなことくらいで怒る人を
不思議に思っている。

ただ『で』と『が』が変わっただけなのに
顔を真っ赤にして怒る人がいる。
日本語とは難しいものだ。




確かに、教育面では
指摘する理由もわかる。

大人になっていちいち攻撃されないように
防御として教えているのかもしれないし、
何事も自分で決める人に育てたいからだろう。
というのも、言葉のイメージがやや違うからだ。

「それ”で”いい」は投げやりな気もする。
「本当は他のものがいいけど、
まぁ、嫌じゃないし悪くはないかな。」
というようなイメージ。

「それ”が”いい」は前のめりな気がする。
「私はそれを物凄く希望しているから
是非ともよろしくお願いします」
というようなイメージ。




マインド面から考えてみても
「それ”で”いい」よりも
「それ”が”いい」と言って
いた方が良い気がする。

自分で人生を決めている感じがするし、
せっかくいうのであれば、
そういう癖をつけておく方が良い気もする。

例えば
「何が食べたい?」という質問に対して
「パスタ”が”いいな」というのと
「パスタ”で”いいや」というのでは
言葉に含む意味合いが変わってくる。

「パスタ”が”いいな」と言えば
発言者は「自分で選んだ」という
気持ちになるし、
聞き手も言葉通りそのまま
「パスタがいいのかー」と
受け取ることだろう。




だが、今述べたケースは、
「”何が”食べたい?」
と聞いているような
どんな答え方でも良い質問だ。

そう聞かれれば大概の場合は
「◯◯がいい」だとか
◯◯が食べたい」と答えると思う。

「”何が”食べたい」の”何”の部分に
”パスタ”を挿入して
”パスタ”が食べたい」と
言っただけなのだから。

それに、「◯◯がいい」と言った方が
お互い気持ちが良いだろう。




とはいえ、だからと言って
「◯◯”で”いい?」と言う質問にも
「◯◯”が”いい」と答えなければ

怒られても仕方がないとは言い切れない。

そもそも質問のジャンルが違う。
「◯◯”で”いい?」と言う
「はい」「いいえ」で
答える質問とは違うのだ。

「何が食べたい?」は自由回答で、
「パスタでいい?」は二択だ。
違う問題なのだ。




自由回答である「何が食べたい?」という
質問に対して「パスタ”が”いいな」と答えずに
わざわざ「パスタ”で”いいよ」なんて答えたら
ひねくれた奴か病的に気遣いをしている人だ。

だが、「◯◯”で”いい?」に対して
◯◯”で”いい」と答えた際は
大概の場合はそんなひねくれてもないし、
そこまでの気遣いもしていないと思う。

何も考えていない。
ただ、言われたことをそのまま
オウムのように返しているだけだ。

なのに、
「◯◯”が”いい」と答えないと
怒られるなんておかしな話だ。





教育的なことならば
わからなくもないのだが、
「◯◯”で”いい?」と
聞いたのは自分の方なのに
「◯◯”で”いい」と答えられた途端に
不機嫌になる大人は勘弁願いたい。

「◯◯でいい?」と聞いて
「◯◯でいいよ」と答えられただけで
不機嫌になったり一喜一憂する人は、
何か気がかりなことがあるか
妙に気を遣っているか
やましいことがあるかのどれかだろう。




例えば、
「コーヒーでいい?」と聞いて
「コーヒー”で”いいよ」と答えられた際、
”で”に、過剰反応してしまう人は、

「本当はお茶のが良かったかしら」とか
「コーヒー嫌いなのは知っているけど
 お茶淹れるの面倒だし我慢しなさいよね」とか
「本当は淹れたくないけど仕方ないからな」とか
思っている可能性がある。

だから、相手が特に何も考えもせずに
「コーヒーでいいよ」とオウム返ししただけなのに
「あ・・・悪いことしたな」とか
「コーヒーだと不満なわけ?」とか
「せっかく親切にしてやったのに!」とか
思ってしまうのだろう。

このように
「それでいい?」と言う質問に
「それでいい」と答えただけで
勝手に怒ったり一喜一憂されると
正直面倒だ。

だから「それ”で”いい?」と言う質問には
瞬時に「それ”が”いい」と答えるのが
余計な波風を立てずに済む。




しかし、いちいち気にしているのも
ものすごく疲れるし、集中力がいる。

何か仕事など集中している時に
「コーヒでいい?」と聞かれたら
頭は仕事の方に持って行かれているので
わざわざ相手を気遣って先回りして
「コーヒーがいい」なんて
言っている余力はない。

隣にいれば「うん」だけで済むが
少し離れると声が届かない。
だから特に頭を使わずに
そのまま「コーヒーでいいよ」と
答えることになる。

精神不安定な人ややけに教育熱心な人で
ない限りは気にしないとは思うのだが、
『で』ごときで怒ったりする人も
なかにはいるので気が抜けない。

とはいえ、そんなことをいちいち
気にしているのもこちらは疲れる。

それに「コーヒー”が”いいな」の
”が”の部分を大声で言って
強調して答えるのもわざとらしい。
道徳の時間じゃないんだよ。

とにかく、頭を使わずに
相手を怒らせたり
必要以上に気遣いさせたり

させない簡単な答え方が良い。




では、何と答えれば良いのか。
そう考えてみたら、たどり着いたのが、

「うん、それで」だ。

『それ』の部分に、
聞かれた物の名前を入れてもいい。

例えば、
「コーヒーでいい?」と聞かれたら
「うん、コーヒーで」となる。

また、やや応用編として

「それでお願い」
「コーヒーでお願い」
「それでお願いします」
「コーヒーでお願いします」

と言う風に「お願い」をつけるのもありだ。

目上や気遣うべき相手ならば
このように答えれば良い。




ここでポイントなのは
「コーヒーで」と
ぶち切ってしまうところだ。

「コーヒーでいい?」と言う質問に対し
「コーヒーで」と答えるのは
何も考える必要もない。
とにかく答えるのが簡単だ。
何かしながらでも答えられる。

そして、相手も
ただそのまま返したのだと思い、
妙に勘ぐったり、気遣ったりはしないだろう。

「コーヒーで」とか
「コーヒーでお願いします」と言う答えは
さほどおかしくはないが、

「コーヒーが」とか
「コーヒーがお願いします」
だと文法的におかしくなる。

だとすると、『が』ではなく
『で』と言ったからと言って怒ったり、
必要以上に気にしてしまう人はいないはずだ。

そもそも『が』では通用しない
台詞になるからそういう発想にはならない。




とにかく、相手に余計なことを
考えさせないのが重要なのだ。
そして、自分も余計なことを
考えずに済むのが1番良い。

お互い思ってもいないことを
いちいち探り合いしたり、
気遣いしていたら馬鹿馬鹿しい。

「それ”で”いい」と言う答え方に対して
過剰反応しない人だとわかっていれば良いが
心の中ではどう思っているかわからないし、
普段は何とも思わない人でも、
疲れていたり、精神不安定だとすると
ちょっとしたことでも反応する可能性もある。

だとしたら、お互い何とも
思わないように初めから
きっかけを詰んでおけばいい。

だから、
「それでいい?」と聞かれたら
「うん、それで(お願いします)」
と答えておくのが安全だ。

余計な気を遣わせたくないし、
余計な気を遣いたくない人には
オススメの答え方である。


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